
以前、銅版画家山本容子さんの「アートインホスピタル」という展覧会を見たことがあります。
「アートにどんなチカラがあるのか?」
「医師や看護師が患者の病気や怪我を治療するとしたら
アーティストは病院を訪れる人の心を癒すことができるのか?」
そんな問いかけから彼女が取り組んでいるホスピタルアート。
“自己表現”とはまたちょっと違った方向で描き出されるアートはなかなか興味深いものでした。
・・・・と、そんな“チカラ”には及びませんが
私たちの版画講座の仲間たちも毎年、市民病院で展示をさせてもらっています。
先日、お世話してくださっているEさんとともにみんなで搬入を済ませてきました。
・・・この場所のために描かれたものというわけではないけれど
病院で忙しく働く先生方や看護師さん・・・
いろいろな思いを抱えてこの病院を訪れるだろう患者さんたちが
ふと通りかかったこの通路でひとときやすらいでもらえれば・・・と
みんなが持ち寄った作品たちです。
楽しんでいただけるといいのだけれど~。